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第5回関東フットサルリーグ第14節(最終節) PREDATOR-小金井ジュール [┗ 今昔]

※昔のサイトに掲載していた観戦記の移植です。今よりも毒吐いてます。


2004/01/24 第5回関東フットサルリーグ最終節 PREDATOR-小金井JULES(府中市民健康センター・総合体育館)
PREDATOR FUTSAL CLUB 5-2 小金井ジュール



スタメンは伊藤、市原、岩本、相根、会田。1試合ぶりに岩本選手登場。

立ち上がりの雰囲気はここ最近のゲームの中ではかなり良い感じに見えて、今日は安心して見られるかな、と最初は思った。ただ、今季調子が良い時の展開では、雰囲気の良い前半の早い段階で得点を取ることが出来ていたのだけども、惜しい場面はあっても相手ゴールを揺らすことがなく時間が過ぎていく。尻に火がついた時のジュールの本気を12/23の寒川で実感していることもあって、「こういう時に縦パスからぽんって失点されたら嫌だなぁ」と心配始めた矢先の前半10分、岩本選手の先制ゴールが生まれる。

右ライン際から打ったシュートはグラウンダーで、なんだかミートしていないようにも思えたのだけれども、逆にそれでタイミングを崩されたのか、ジュールGKの股を抜ける。1-0。

更に1分も経たない内に追加点が入る。決めたのは市原選手。1点目と同じような位置でディフェンスを交わしての…(たぶん)トゥーキック。2-0。

2-0になったことで落ち着いたのか、こまめに選手交代をしていてもそんなにガクってくるような感じもなかった。伊藤選手が相手選手との交錯で背中からまともに落ちた時には冷やっとさせられたけれど。

市原選手が途中で休むなんて久しぶりなんじゃないだろうか?そう思ってしまうくらい、最近はチーム全体の交代の流れが悪くて結果的にガス欠…ってのをよく見てきたから。スターターで出ている人達との差を考えたら使いづらいというのも、まぁ分からなくもないけれど、そこをどうにかうまいこと組み立てるのが試合中の監督のお仕事だろうし、使えるものはフルに使わずしてどうする、というのが個人的な意見。

残り3分の時点でPREDATORがタイムアウトを取り、タイムアウトあけに3点目が生まれる。

右からのCKを相根選手がファーサイドの会田選手へ大きな浮球のボールを入れる。ゴールから逃げるようにして下がる会田選手がこれをダイレクトシュート。ボールの中心を捕えることが出来ずにボテボテ気味のシュートだったけれど、右ポスト付近にきたところを帖佐選手がきちんと詰めていて、3-0。そのまま3-0で前半を折り返すことになる。


特筆すべきは前半でのPREDATORファウルが0ということ。ジュール側も少なくて2。最終節は各試合でカードの乱れ飛ぶ内容が多かったけれど、この試合だけはさほど荒れるようなこともなく…いや、PREDATORは元来気性は穏やかだけれど(良くも悪くも)、自分の中のジュールのイメージは結構ダーティーなので、怪我人増やされやしないかと試合前は心配したもの。それと1シーズン通して審判には恵まれた方なのかと。

後半のスターターは、伊藤、市原、岩本、相根、村上。

「前半と後半が別人チームってのは勘弁して欲しいなぁ」とハーフタイムに思っていたら、まんまと雲行きの怪しくなる後半(汗)。得点のチャンスはそう何度もある訳ではないのに、プレーが雑になりつつあった。そして後半8分、左ラインをドリブルで突破されると、サイドを揺さぶられ右サイドで待ち構えていたジュール丹野選手にインサイドで決められる。3-1。

続けて11分にはPAすぐ外、中央からのジュールFKのピンチ。バーのはるか上に蹴り上げてくれて事無きを得る。

ていうか!このFKを与えてしまった時には村上選手が菱形の一番後ろに居て、それってどうよと突っ込みを入れたら、自分の3つ隣に居たI.F.Cヨコヤマさんの連れの女性に「マネージャーさんなんですか?」と聞かれる。ええと、すみません、チームとは全く関係ありません。ただのファンです。選手名呼び捨てにしたり酷いこと言ってるからなぁ。しかもヨコリョウコラムでは「毒舌日記作家」と書かれてる…。

この後もジュール選手と伊藤選手との一対一やら、ファウルを取られてもおかしくないようなスライディングやら、もう…チャンスもあったけれども、同じくらい危ない場面もあって、PREDATOR劇場炸裂。だから3点取っても4点取っても安心出来ない。

それでも後半17分に相根選手のゴールで4-1、その12秒後に相根選手と市原選手の二人だけで相手ゴールに持ち込んで5-1と突き放す。

そしてこの辺りからある一角ではジュールの応援をする子供達の声が…うわ、子供を利用して応援させるなんてムカつくわ府中アスレ(笑)。どうせなら太鼓叩くくらいあからさまにやってくれた方が潔いのに。とは言え、この応援がなければ得失点差がどうこうなんて気にしていなかった自分。星勘定するほどの余裕なんてあるはずもなく。そして自分よりも余裕がないように見えるベンチの塩谷GMは、監督よりも熱く叫んでいた。

即席応援の甲斐あってか(笑)、ジュールは最後の最後でPREDATORに会心の一撃を与える。しかもOWN GOALという形で。時計の針は残り51秒だった。
注)公式サイトでは「残り40秒」ですが、ただ自分のメモには「0.51」と明記しているので、自分の観戦記としてはこのまま。

この失点により勝点、得失点差で府中アスレと全く同じになるものの、総合得点が5点多い府中アスレの方が上になってしまい、このままタイムアップ。5-2。


最後の失点なんて今季は幾度と無く…それこそスペインに行ってまで観てきた光景で、ある意味今季を象徴するような終わり方だなと妙に納得していた自分もそこには居た。あと1分耐えられなかっただけに選手達にとっては悔やまれる失点だと思うけれど、関東リーグは11試合総当りのリーグ戦であって、今日この1試合だけで決まるものではなかった。今季を振り返ってみれば、もっと得点できた試合、普通にやっていれば勝てた試合があったはず。

自分が観ていた中で明らかにチーム力でこれは勝てない…と試合中に感じてしまったのはSHARKS戦とCASCAVEL戦ぐらいで、府中戦もLONDRINA戦も勝てない試合ではなかったと思う。たらればの話をするとキリがないけれど、この2試合をきっちり勝利(最低でも引分け)に持ち込んでいたならば、今季半ばまで話題を振りまいていたPREDATOR旋風は最後まで続いていただろう。


悔しいと思うなら、それを来季に向けて欲しい。
その気持ちが来季の勝利に繋がらなければ、敗者はいつまで経っても敗者のままだ。
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